先月、講談社学術文庫より『和の文様辞典』を出版された着物研究家である
石﨑功先生にお越しいただき、和の文様についてお話しいただきました。
わたしたちの周りにある日本古来の文様だと思っていた文様が、
実は紀元前3000年前から存在し、大陸から伝わったものも多くある、ということ。
その文様を日本人の美意識で新しくネーミングしたり、生活に取り入れたりと、
日本独自の文様として発展してきた歴史を知りました。
そして、時代と大陸を超えて脈々と受け継がれているきものの文様に、
あたらめて、愛情を注ぎたいと感じました。